Stellar Movements
Stellar Movementsは惑星はもちろんのこと彗星や月の満ち欠けもシミュレートする機械式の太陽系儀です
StoreStellar Movementsとは
Stellar Movementsは
18世紀のGrand orreryをモチーフに機械式腕時計のデザインを取り入れた
歯車機構の動きも楽しめる機械式の太陽系儀です
惑星はもちろんのこと彗星や月の満ち欠けもシミュレートします
手の平に収まる太陽系儀
レトロモダンなデザイン
2種類のカラーから選択
Stellar Movementsの概要
その中でも小惑星帯外側の外惑星まで含んでいるものを特にGrand orreryと呼称しており、Stellar MovementsはGrand orreryに分類されます。
その名から類推されるように Stellar Movementsは機械式腕時計の動力機構をイメージしたデザインで
機械式腕時計がトゥールビヨンに見出したロマンを太陽系儀に見出そうというコンセプトのもとで製作されました。
全体形状は18世紀ヨーロッパのGrand orreryをモチーフとし、機構部は機械式腕時計のデザインを取り入れています。
一般的な太陽系儀と同じく天板上には天王星までの7つの惑星と月が配置され、モータ駆動により公転します。
天板下には独自の機能として海王星、テンペル・タットル彗星、月相、タイムスケールを配置し、天板上の惑星と同期して運動します。
特に楕円軌道を描くテンペル・タットル彗星はこれまでどの太陽系儀にもなかった新しい機能で、惑星軌道とは一味違った動きを見ることができます。
電源は一般的なUSBポートから賄うことができ、また両手に収まるくらいのサイズなので置き場所や電源の位置をさほど気にすることなく
机や棚など置時計を置くような感覚で扱うことができるでしょう。
本体は組立式となっていますが、組立に高度な技術は必要なくどなたでも組立ができるようになっています。
6つの特徴
— 1. 天板
太陽を中心として水星、金星、地球(月)、火星、木星、土星、天王星が公転します
惑星が公転する黄道面を立体化しているので内部の歯車機構がよく見えるデザインになっています
また地球の周囲のnight phaseから夜の位置がわかるほかカレンダーや星座盤からおおよその暦と対応する星座を見つけることができます
— 2. 月相
天板上の月と連動して月の満ち欠けを表示します。Stellar Movements上のタイムスケールで約29日で一回りします
— 3. タイムスケール
タイムスケールはmonth(月スケール)、year(1年スケール)、10 years(10年スケール)の3つの円盤で確認することができます
月スケールは天板のカレンダーと連動して動きます
— 4. 海王星
太陽系の最外軌道を巡る海王星は動きが遅いため、他の惑星とは独立したサイトに置きStellar Movements上のタイムスケールで10年に1コマ動く設定にしています
海王星を囲むリングは冥王星軌道を模して軌道傾斜角約17度で取り付けられています
— 5. テンペル・タットル彗星
しし座流星群の母天体として知られるテンペル・タットル彗星は楕円軌道を描きながら約33年で軌道を一周します
彗星が巡る盤面には各惑星の軌道が実スケール比で描かれ、そのうち木星軌道は彗星に合わせて公転します
— 6. 電源・スピード調節
惑星の公転スピードはつまみを回して無段階調節可能で電源のon/offを切り替えることもできます
電源はUSB電源やPCのUSBポートから取得できます
仕様
サイズ | Φ168 × 141 mm |
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重さ | 約600 g |
材質 | 真鍮、スチール、アクリル、シナ共芯合板、POM 、etc.. |
スピード調節 | 1年の長さを約20秒~1分30秒の間で調節可 |
公転周期誤差 | 約1%(地球の公転周期を基準) |
電源ケーブル | micro-USB(付属) |
カラー | White, Blue |
使い方と鑑賞方法
各部名称
使い方
USBケーブルをStellar Movementsのmicro-USBポートに接続してから、パソコンなどのUSBポートに差し込みます。
スイッチ&スピード調節つまみを時計回りに回すとカチッと音が鳴り電源が入ります。つまみを回してお好みの速度に調節してください。
電源を切るときは、再度カチッと音が鳴るまでスイッチ&スピード調節つまみを反時計回りに回してください。
鑑賞方法 night phase
night phaseは地球の夜の領域を示しており
常に太陽と反対側に来るよう設定されています
鑑賞方法 カレンダー & タイムスケール
現在の暦はnight phaseの指示針で示されています
例えば指示針がカレンダーの9を指しているとき、現在の暦は”9月”です
またこのとき月スケールは”Sep”を指しています
タイムスケールの挙動は以下のようになります
月スケール Dec → Janのとき 1年スケールが1コマ動く
1年スケール 10 → 1のとき 10年スケールが1コマ動く
また海王星は10年スケールと同期して10年に1コマ動きます
鑑賞方法 月相
月相は月面のうち輝いて見える部分が変化する様子のことで
例えば地球に対して月が太陽方向にあるとき
月相は黒色部の中心が切り欠き方向に向いており新月であることを示しています
鑑賞方法 星座盤
太陽から見た地球の方向に現在の暦に対応する星座が示されています
例えばカレンダーが9月を示しているとき
対応する星座は”VIRGO(おとめ座)”となります
公転周期表
Stellar Movementsの惑星公転周期は地球の公転周期(1年)を基準として次の表のように設定しています。
基準となる公転周期はどの資料でもほぼ同じで、例えば惑星の公転周期を参照ください。
その他 経年変化
Stellar Movementsは動作に伴い少しずつ歯車などの動的部品が摩耗して行きます。
摩耗によってモーターへの負荷が多くなっていくので動き出しや最大スピードが若干遅くなりますが、初期の摩耗がある程度進むとスピードの低下幅は少なくなって行きますので、初期の摩耗によるスピードの低下はStellar Movementsの性質とご理解ください。
また組立完成品はご購入から1年以内に最大スピードが半分以下になる等の場合は故障と判断します。
その他 より静かに動かすには
動作スピードを遅くするかStellar Movementsの下にマウスパッドのようなラバーを敷くと動作音が軽減されます
その他 保管について
高温多湿、直射日光が当たる場所、振動・衝撃のある場所での作動・保管は避けてください
Q & A
Q. どこで購入できますか?
A. オンラインストアおよび取扱店で購入できます。
Q. 各惑星の位置関係は模擬できますか?
A. 非常に狭い範囲でしか模擬できないため実用的な使い方というよりも惑星や歯車の動きを見て楽しむことに重きを置いています。
Q. 時計機能のような実時間との相関はありますか?
A. 実時間との相関はなくStellar Movementsの地球が太陽の周りを周る時間を基準とした相対的な時間スケールとなります。
Q. 組み立て時間はどのくらいですか?
A. 約8時間を見込んでいます。
Q. 製品の写真やolenoidesのロゴを記事に使用することはできますか?
A. Google Driveに保管してある記事用の写真・ロゴセットをご使用ください。他の写真や動画をご希望の場合はご連絡頂けると対応いたします。